浴室を快適にしたいときの
リフォームReform for Comfortable Bathroom

仕事帰り、1日の疲れを癒してくれる場所と言えば、なんといっても浴室。1日のデスクワークや営業で溜まった疲れがお湯に溶けていくような、そのままお湯と一体化してしまいたいような、そんな感覚に襲われるのは私だけだろうか。
ただし、これは浴室が快適な場合に限る。浴室の断熱性が低いせいで浴槽の外が寒かったり、熱が逃げてしまうせいでお湯がすぐ冷めてしまったり、浴槽が狭くて足が伸ばせなかったり。そんな浴室ではリラックスすることなど到底できない。もし浴室に何か不満を感じるのなら、今すぐにでもリフォームで快適にする必要があるだろう。

浴室の断熱性

まず、先ほど言った浴室の断熱性についてだが、これは意外にも簡単なリフォームで済む。おそらく、断熱性能が低い大きな原因は窓にある。実際、冬場に窓の近くに行くとヒヤッとするのが分かるだろう。内窓を設置したり、窓自体の交換をしてみてはどうだろうか。断熱性の高い窓であれば、までのように熱が逃げる心配は少なくなるはずだ。費用の面でも、窓の交換だけであれば、大きさにもよるが20万円かからない程度で完了する。ここに壁の断熱もするとなると、当然高くなるだろう。壁については浴室の広さによって価格が変わってくる。

広い浴槽にするには

また、忘れてはいけないのが浴槽の広さ。浴槽は安いもので25万円前後、高いものだと70万円以上することもあり、そこに工事費がプラスされると100万円を超すこともある。そのため、本格的に広い浴槽を検討しているのなら、それなりの予算が必要になってくる。また、いくら浴槽を良いものにしようとしても、浴室自体が小さいと広い浴槽は入らない。その場合は浴室自体を広げる必要があり、他の部屋も含めたリフォームを考える必要がある。とはいえ、ここでケチってしまうと後悔するのは目に見えているので、自分の理想の浴槽を妥協しないことをおすすめしたい。

床、壁のリフォーム

後はリフォーム時に各種オプションをつけることが可能。たとえば、テレビが好きな方なら浴室テレビを設置できる。一日がんばったご褒美的に、ゆっくりと湯舟に浸かりながら好きな番組を見る時間を持つのも良いのではないだろうか。また高齢の方なら手すりを設置したほうがいいかもしれない。他にも、共働きに嬉しい浴室乾燥機や、ジェットバスなども導入できる。美容に興味のある女性なら、ただの浴室乾燥機ではなくミストサウナ付き浴室暖房乾燥機なんてものもあるし、直径わずか1/1000mmの極めて小さな泡で肌の老廃物を取り除く、マイクロバブルというものもあるらしい。
参考:東京ガス「ミストサウナ付き浴室暖房乾燥機 ミスティ」
参考:サイエンス「マイクロバブルトルネード」
それぞれ追加料金はかかってしまうものの、どれも浴室を快適にしてくれる頼もしいオプションだ。

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