REFORM GUIDEリフォームで暮らしをもっと快適に!

断熱性や防音性の低さ、水回りの使いにくさ、バリアフリー問題などの点から自宅の建て替えを検討する人も少なくないだろう。
ただ、建て替えにかかる費用は低く見積もっても1,000万円ほど。
土地の広さや設計によっては3,000万円、4,000万円とかかることもある。
そんな予算をポンと用意できる人はそういないだろう。

そこで、今回提案したいのが自宅のリフォームによる生活の快適化だ。
リフォーム個所や規模によって異なるが、リフォームにかかる費用は低ければ数十万円、高くても建て替えほどかかることは少ない。
そのため、予算的に建て替えは無理という人でも大丈夫。
部分的なリフォームで自宅に関する悩みを解決することができる。

しかも、リフォームであれば建て替えに比べてかかる時間も短いため、仮住まいで暮らす期間も短くて済む。
場合によっては仮住まいせずに、「住みながらリフォーム」なんてことができる場合も。
建て替えだと半年ほどかかるところ、リフォームなら1か月程度なんて話も普通だったりする。
パソコンの壊れたパーツだけ取り換えるとか、電化製品の修理をパーツ交換で安くあげてもらうというようなことを思い浮かべてみてほしい。
少しの不具合が出たから丸ごと取り換え、では、コストがかかりすぎるということがよく分かるだろう。
それと同じように、キッチンだけ古くて使い勝手が悪いから取り替えるとか、トイレだけ性能の良いものに替えるとか、
あるいは壁のクロスやフローリングを貼り替える、または建具を取り替えて部屋の雰囲気を変える、太陽光発電パネルを取り付けるなど、
必要なところを必要なだけ交換したり追加したりなくしたりできるのが、リフォームの良いところだ。

本サイトはそんなリフォームの解説をしていこう。
防音性を高めたい時にはどのような工事を行うのか、断熱性を重視したいならどんなリフォーム内容になるのか、などなど。
詳細は各ページを見てほしい。

ちなみに、建て替えには建築基準法で決められた制約があり、家によっては「再建築不可物件」になることもある。
つまり、建て替えはそもそも不可能かもしれないわけだ。
しかし、リフォームならそんな問題も解決。
部分的ではなく家全体をリフォームするのもひとつの形と言える。
また、最近はマンションや一戸建ての内部を、壁なども含めてすべて解体したのち作り直す「リノベーション」への注目も高まっており、
これもリフォームの一種として考えられている。
さすがにこれは住みながらというわけにはいかないが、
建て替えと同じぐらい自由度が高く、かつ自分の好み通りの空間をつくり上げることができるので、機会があれば検討してみると良い。

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